初心者が楽天せどりで稼げない理由と解決方法
みなさんこんにちは。
ホワイト企業研究員のなおくんです。
今回は楽天せどりで苦戦している初心者の方に向けて、稼げるようになるコツについて解説します!
楽天せどりは初心者の方に人気で多くの方が挑戦されているのではないでしょうか。
Twitterなどで調査していると、はじめてすぐに成功している方もいらっしゃいますが、思うように利益がでていない方が多く見受けられます。
そこで、この記事では楽天せどりのメリット・デメリットを整理し、どう対応すれば初心者の方が稼ぎやすくなるのか解説します。
この記事を読んでもらいたい方
楽天市場などで商品を自身で頑張ってリサーチしているが、思ったより利益が得られず悩んでいる一流の初心者の方向けに書いています。
リサーチせず情報発信者の紹介する利益商品に飛びついている方は、読んでいただいても稼げるようになる可能性は低いと思います。
(情報発信者の紹介する商品はみんな買うので、供給が過剰になりほとんど儲かりません)
楽天せどりとは
楽天ポイントせどりは「楽天市場で商品を購入し、Amazonやメルカリなどで販売しポイントを含めた差額で儲ける」ビジネスを指します。
商品の価格差だけで利益の出る商品もありますが、ポイントで儲けを出している人がほとんどだと思います。
楽天せどりのメリット
SPUによってお買い物金額のポイントが最大16倍に!
楽天が提供するサービス(楽天証券・楽天トラベルなど)を使用した月は、楽天市場でのお買い物が最大16倍になる、SPU(スーパーポイントアップ)という制度があります。
SPUのポイント倍率を上げることで、より多くのポイントを獲得することができ、安く商品を仕入れることができます。
セールが定期的に開催!
楽天市場では月に1回か2回お買い物マラソン(3か月に1回楽天スーパーセール)が開催され、複数ショップ買い回りすることで多くのポイントが獲得できます。
さらに、お買い物マラソン開催時期に商品を値引きするショップも多く、アマゾンやメルカリよりも安い商品を簡単に見つけることができます。
パソコンやスマホさえあればどこでもできる!
パソコンやスマートフォンさえあればいつ・どこでもリサーチができるので、周りの目が気になる人や車がない人でもチャレンジすることができます。
(スマホでは効率が悪いので、できればパソコンとディスプレイは買いましょう)
楽天せどりのデメリット
楽天せどりのデメリットはメリットの裏返しになりますが、誰でも簡単に参入できることです。
お買い物マラソンなどのセールで安く仕入れた商品は、自分だけの掘り出し物なんてことはなく、他のせどらーも同じように仕入れをしています。
そして、セール後にはAmazonやメルカリには大量の出品者であふれ、商品の値段は大きく下がってしまうことがほとんどです。
【実例解説】初心者が楽天せどりで稼げない理由と対策
楽天せどりで初心者があまり稼げない理由は、値崩れした商品を焦ってすぐに売ってしまうことです。
(ちょっと待てば価格は戻るのにもったいない!)
実際の商品で説明します。
下のグラフは3月の楽天スーパーセール(3/4~3/11開催)で私が実際に仕入れた商品の、Amazonにおける販売価格(上)と出品者数(下)の推移を表しています。
セール開催期間の後半から出品者数は増加し、少し遅れて販売価格が低下し、セール前の価格から20%弱低下(33,800円⇒28,000円)していることが分かります。
しかし、セール終了後1週間くらい経過すると出品者の数は減少し、少し遅れて販売価格も回復していることが分かります。
このように、セール直後は販売価格は低下するものの、数か月後(今回の場合2週間)でもとの価格に回復することがほとんどです。
商品の値下がりに対して焦って売ってしまわず、販売価格が回復するのを1か月2か月待ってから販売することで、大きく利益を確保できるようになります。
参考までに題材として扱った商品の概要と、セール直後に販売した場合と1か月待って販売した場合の利益の比較を載せておきます。
商品概要(きりの良い数字にしてます)
- 商品価格:23,100円
- ポイント:2,100円
- 実質価格:21,000円
焦って底値で商品を販売した場合
- 販売:28,000円
- 経費:3,943円
- 利益:3,057円
- 利益率:10.9%
販売価格が回復してから販売した場合
- 販売:34,800円
- 経費:4,487円
- 利益:9,313円
- 利益率:26.7%
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
初心者が楽天せどりで思ったより稼げない理由と、その対策について解説しました。
値下がりした商品を焦って売るのではなく、適正な価格に戻るのを待って販売するだけで今よりもっと稼げるようになるはずですので、ぜひチャレンジしてみてください。
もちろんある程度の資金が必要になりますので、資金がない方は支出を見直して資金をためることから始めましょう。
また、具体的に「いくら資金が必要なのか?」については、他の記事で解説したいと考えています。